夏休みに、夫婦で「大阪・関西万博2025」へ行ってきました!

初めての万博なので、たくさん下調べをしてから挑みました。
真夏の万博はとにかく暑く、会場はとっても広いです。待ち時間も長いので「何を持って行くか」で快適さが大きく変わります。
この記事では、実際に行ってわかった「持って行ってよかったもの」「逆に不要だったもの」を体験談ベースで紹介します。
さらに、暑さ対策や便利グッズをまとめた持ち物リストも用意しました。
これを読めば、当日「持ってくればよかった…」と後悔せずに、大阪万博を思いきり楽しめる準備ができます。ぜひ出発前にチェックしてみてください!
Contents
万博の持ち物は“快適さ”を左右する!

大阪・関西万博はとにかく広く、人も多く、真夏は暑さとの戦いです。
持ち物次第で「楽しかった!」にも「疲れた…」にも変わってしまうので、事前の準備がとても大事です。
ここからは、実際に行ってわかった持ち物をカテゴリごとに紹介します。
絶対に必要な持ち物
スマホ

万博ではチケット表示、パビリオンの当日予約、公式アプリの利用など、すべてスマホが必須です。もちろん写真撮影にも欠かせません。スマホを忘れると何もできないといってもいいくらい大事なので、必ず持って行きましょう。
モバイルバッテリー

会場では写真や動画を撮ったり、パビリオン予約をしたりと、スマホのバッテリー消費が想像以上に早いです。私は半日で電池の残りが40%になってしまっていました。
そのため、大容量のモバイルバッテリーは必須アイテムです。
私が実際に持って行ったのは、FIPRINというメーカーのモバイルバッテリー(古い型番)でした。
12,400mAhあって、スマホを2回以上フル充電できて安心でした。
現在は同じメーカーから新しいモデルが出ているので、これから買う方はこちらがおすすめです。
また、より安心したい方には20,000mAh以上の大容量タイプもあります。
万博会場の地図
万博公式アプリやGoogleマップでも場所は確認できますが、全体像を一目で把握できる紙の地図があると便利です。スマホを取り出す手間や充電消費も防げます。
私たちは「つじさんのマップ」をうちわに貼って持参しました。暑いときにあおげるし、サッと出せてすごく便利でした。


キャッシュレス決済

万博会場は完全キャッシュレスで、現金は使えません。クレジットカード、交通系IC、QR決済などが利用可能です。
私たちはクレジットカードを中心に使いましたが、交通系ICもサッと支払えるので便利でした。プリペイド式のものなど、チャージが必要なものは忘れずにしておきましょう。
利用できる決済手段の詳細はこちらから確認できます。
おすすめの服装
歩きやすい靴

万博会場はとにかく広く、1日で2万歩以上歩くのは当たり前です。そのため、クッション性が高く長時間歩いても疲れにくい靴がマストアイテム。
私は実際に、スイス発ブランドのON(オン)ランニングシューズを履いて行きました。雲の上を歩くようなクッション性で、本当に疲れにくかったです。
幅広の足でもゆとりがあり、デザインもおしゃれなので街歩きにも使えます。
デメリットは少し値段が高めなことですが、快適さを考えると投資する価値があると感じました。
もう少し価格を抑えたい方には、アシックスやニューバランスのウォーキングシューズもおすすめです。軽量でクッション性が高く、普段使いもしやすいですよ。
パンツスタイル
万博の服装で迷ったら、パンツスタイルがおすすめです。
会場はとても広く歩くことが多いのですが、それ以上に「座る場面」でパンツが便利でした。
私が持って行った折りたたみ椅子は「またぐタイプ」だったので、スカートだと座りにくかったと思います。レジャーシートを広げて休憩したり、寝転んだりする場面でもパンツなら安心感があります。
また、今回は予約が取れず入れなかったのですが、人気パビリオンの一つ「null2」は床が鏡張りになっているとのこと。スカートだと少し気になるかもしれません。

海の近くで風もありますし、動きやすさ+安心感=パンツスタイルが一番快適でした。
肩掛けのトートバックやショルダーバック
万博では、荷物の出し入れがスムーズにできる肩掛けのトートバックやショルダーバッグがおすすめです。
折りたたみ椅子や飲み物、地図などをすぐに取り出せるので、リュックより断然使いやすかったです。
初日は夫がリュックを使っていたのですが、いちいち前に回して取り出すのが大変そうでした。さらに、一部のパビリオンでは「リュックは前にしてください」とスタッフに強く言われる場面も。人混みではリュックは不便だと感じました。
その点、トートバッグやショルダーバッグなら肩にかけたままサッと荷物を出せるのでとても快適。私は「MILESTO(ミレスト)」のトートバッグを持って行きました。軽くて丈夫で、折りたたみ椅子もすっぽり入るサイズ感が◎でした。
暑さ対策グッズ
ハンディファン

真夏の万博は想像以上に暑く、ハンディファンはまさに必須アイテムでした。
私が持って行ったのは、下記機能があるもの。
- 首からかけられるストラップ付き
- ヘッドの角度を自由に変えられる
- 冷却プレート付き
- 10,000mAhの大容量バッテリー
特に助かったのは「冷却プレート」。首や顔に当てるとひんやりして、一気に体温が下がる感じがしました。待ち時間や移動中の熱中症対策に本当に役立ちました。
さらに大容量バッテリーのおかげで、1日中使っても充電切れの心配なし。両手がふさがっていても首からかけて角度を調整すれば、常に涼しい風を浴びられるのも快適でした。
今回購入したものはこちらです!とってもおすすめです。👇
暑さでダウンの夫、休憩中にもこんな使い方も!

晴雨兼用の日傘
急な雨や真夏の強い日差し、どちらにも対応できる「晴雨兼用のかさ」は持って行ってよかったアイテムのひとつです。
万博会場には大屋根リングなどの日陰スペースもありますが、並ぶ場所によっては直射日光を避けられないこともあります。
実際、入場列に並んでいるとき、日陰のないところで1時間以上待つことになりました。炎天下で本当に暑く、体感温度もかなり高かったです。
日傘を差していたおかげで、少しでも涼しく感じられ、なんとか耐えられました。
私はこちらの日傘を以前から使用しています!大きめでしっかりと日を遮ってくれます。👇
最近は、形状記憶タイプの日傘が人気です。次買うならこれにしたいです!👇
帽子
万博では日傘を持って行きましたが、混雑している場所ではさせないタイミングも多く、つばの広い帽子は持って行って正解でした。
私が持って行った帽子は折りたたみ可能で、室内や休憩時はカバンにしまえるのが便利。
つばが広いため、風が強い場所では少し飛ばされやすいのがデメリットでしたが、あごひも付きだったので安心でした。
ポイント
- つば広で日差しをしっかりガード
- 折りたたみ可能で持ち運びに便利
- あごひも付きで風でも安心
炎天下の万博でも、安心して快適に過ごせました。
私が使ったものはこちらです。👇
冷凍ペットボトル飲料+保冷バック&ペットボトルケース
真夏の万博は屋外移動が多く、とにかく暑い! そこで大活躍したのが、冷凍したペットボトル飲料。
当日の朝、泊まっていたホテル近くのコンビニで購入しました。(万博会場内のコンビニは混んでいたり、売り切れのこともあります。)
日中は保冷剤代わりになり、時間が経つとちょうど飲み頃になります。
ただし、そのままだとすぐ溶けたり結露でカバンが濡れたりするので、ペットボトルケース+保冷バックに入れるのがおすすめです。
私は100円ショップの小さめ保冷バッグと、ペットボトルケースを併用しました。



凍っていない飲み物に関しては、朝のコンビニで1本購入。万博会場では、空いていれば給水器で水を補充したり、混んでいたり冷たいものが欲しければ自販機でその都度購入しました。
日焼け止め
万博は屋外で歩く時間が長く、日差しも強いので日焼け止めは必須アイテムです。
朝に塗って出かけましたが、汗をかくので塗り直せるように持って行くと安心です。

ちなみに私はめんどくさがりなので、塗り直しはせず…笑。
サッと塗れるスプレータイプの日焼け止めなら、手軽に塗り直しできるのでおすすめです。👇
持って行ってよかったアイテム
折りたたみ椅子(ポールチェア)
待ち時間が多い万博では、折りたたみ椅子が本当に役立ちました。特に朝の入場待機列や人気パビリオンに並ぶときに大活躍!
私たちが持っていったのは、ポールチェア(一本足の折りたたみ椅子)。👇


選んだ理由は、夫婦ともに身長が高めで座面の低い椅子だと逆に疲れること、さらに私が腰痛持ちなので、座面が高めのものが合っていたからです。
組み立てには少し慣れが必要ですが、座面がしっかり広く、さらにカバンを先端部に置くとカバンの重さからも解放されて楽に座れました。

また、会場ではジャバラ式のカラフルな椅子を使っている人もよく見かけました。こちらは少し重さはあるものの、組み立てが簡単で、場所によってはちょっとしたテーブル代わりにもできるのが便利だと思いました。
ゴミ袋・ウェットティッシュ
ゴミ袋
すぐ近くにゴミ箱がないこともあります。ポリ袋なら場所も取らないし軽いので、2〜3枚あると安心です。
ウェットティッシュ
テイクアウトのお店ではお手拭きをもらえないことも。手でちぎって食べるものや、串がベタベタしていたりした時に活躍しました!
レジャーシート
大屋根リングの上には芝生スペースがあり、レジャーシートを敷いてゆっくり休憩できます。私たちも寝転んで一息つきましたが、中にはガッツリ爆睡している人もいて驚きました(笑)。
また、雨上がりのベンチに敷けば服が濡れる心配もなく、とても便利です。かさばらないので1枚あると安心です。


万博ガイドブック(大阪・関西万博ぴあ)
パビリオンの情報が一冊にまとまっていて、事前準備でとても役立ちました。 「どんな展示がある?」「体験できることは?」などを事前に把握できるので、スケジュールを立てやすかったです。
当日はスマホでも情報を確認できますが、待ち時間にパラパラ眺めるのも楽しかったです。持ち歩くと少しかさばるので、事前チェック用に買っておいて必要な部分だけ写真に撮って持っていく、というのもおすすめです。
持っていかなくても良かったもの
チケットQRを印刷したもの
念のため紙に印刷して持って行きましたが、実際には一度も使いませんでした。
QRコードは事前にスマホでスクリーンショットを保存しておけば十分です。アプリやwebページを開かなくてもすぐ表示できるので、列に並んでいるときにもスムーズでした。
どうしても不安な方は印刷して持っていくのもありですが、基本的にはスマホのスクリーンショットで問題ありませでした。

スタンプを押す用のノート
事前に「公式のスタンプパスポートがあるけれど、100円ショップのノートでも十分」と聞いて用意して行きました。
ただ実際には、スタンプを押すのにも行列ができていて時間を取られてしまいます。私たちは東京から数日だけの滞在だったので、「せっかくの時間をスタンプに使うより、パビリオンやグルメを楽しんだ方がよかったな」と感じました。
長期滞在や記念に残したい方には良いですが、限られた日数で効率よく回りたい方にはあまりおすすめできません。


まとめ|万博を快適に過ごすための持ち物リスト
実際に行ってみてわかった、万博であると便利な持ち物をまとめました。
広大な会場では、疲労や暑さとの戦いになることもあります。事前にしっかり準備して、少しでも快適に楽しみましょう。

下記の持ち物リストを出発前にチェックして、忘れ物を防ぎましょう!

こちらも参考にどうぞ!
万博のお土産も、行く前から計画しておくとさらに楽しめます。