8月の夏休みに、夫婦で大阪・関西万博へ行ってきました。
夏パスで3日間行ってきたので、1日ごとに時系列で体験レポートを書いていきたいと思います!
\1日目はこちら/
\2日目はこちら/
3日目は西ゲートからのスタート。大人気のイタリアパビリオンに並びながらシンガポール料理を味わい、住友館ではランタンを手に森を探検。夕方にはアラブ首長国連邦パビリオンやコロンビアのグルメを楽しみ、夜はアメリカパビリオンを体験しました。海外グルメ食べ歩きの様子も紹介します。
1日の流れ
- 7:40 桜島駅バス停到着
- 8:05 バス出発
- 8:25 西ゲート到着
- 9:30 万博へ入場
- 9:35 イタリアパビリオンに並ぶ
- 12:00 並びながらシンガポール「ラクサ」「チキン・サテー」を食べる
- 13:00 イタリアパビリオン見学開始
- 15:20 住友館に並ぶ
- 16:25 住友館の体験スタート
- 17:45 アラブ首長国連邦パビリオン
- 18:00 コロンビア「レチョナ」「チキン・エンパナーダ」を食べる
- 18:30 アメリカパビリオンに並ぶ
- 20:00 アメリカパビリオン見学開始
- 20:45 東ゲート退場
- 21:10 夢洲駅到着
Contents
西ゲート9時入場

西ゲートへのアクセス方法は、
- バス
- タクシー
- 自家用車(専用駐車場からシャトルバス)
- 船
- 徒歩
があります。
ホテルから万博会場まで|電車で桜島駅→バスで西ゲートへ
私たちは、桜島駅から出ているシャトルバスで万博会場へ向かいました。
7:45の始発から10:30までのバスは事前予約制なので、「KANSAI MaaSアプリ」で事前に予約をします。
今回は一番早い8時台を予約。
7:40にバス乗り場に到着したところ、すでに長蛇の列ができていました。

待ちながら観察していると、
- バスは6台ずつ発車
- 5分ごとの出発
- 1台あたり約60人乗車
- 始発バスは7:45から乗車開始→7:55出発
- 2回転目は8:00出発
- 3回転目は8:05出発(←この便に乗車)
私たちは3回転目の6台目に乗ったので、前にはざっと1,000人以上並んでいた計算になります。
入場待ち
バスは8:25に西ゲートへ到着。
すでに大勢の人が入場待ちをしていて、東ゲートで7:30に並んだときとは全く違う光景が広がっていました。


後から調べたところ、「大阪駅発の直通バス」や「P&R(パークアンドライド)駐車場からのシャトルバス」の方が早く着けるようです。
結局、この日は9:30に入場。

「9:00には入りたい」と思っていましたが…ちょっと考えが甘かったですね…
イタリアパビリオン
9:30に入場して、イタリアパビリオンへ直行します。
9:35に並び始めたのですが、「2時間以上待ち」とのこと!
3時間半の待ち時間
大屋根リングの下に並ぶので、日陰になっていて助かります。
この長〜い待ち時間に、折りたたみイスが大活躍です。私たちはこちらの椅子を持っていきました。👇
このタイプの椅子もたくさん見かけました。👇
座りながら、前日に買っておいたパンを朝ごはんに食べます。

トイレや買い物に抜けた後の合流は、列が少しずつ進むので戻る場所を探すのが難しいです。私たちは、スマホで連絡を取り合い、傘(閉じた状態)を高く上げて目印にしました。

シンガポールの「ラクサ」と「チキン・サテー」
並んでいる途中に、ごはんを調達。まわりの人たちもいろんなものを買ってきて食べています。
夫に買い物を頼んだところ、シンガポールの「ラクサ(1,800円)」と「チキン・サテー(990円)」を買ってきてくれました。10分くらいで買えたそうです。


ラクサはエビとココナッツをしっかり感じられるスープで、飲み干してしまいました♪
どちらの料理もとっても美味しいですが、サイズ感を考えると万博価格ですよね…
国宝級の展示の数々
並び始めて3時間、大屋根リングから道を渡ってパビリオン前のテント下へ。常温のお水がもらえました!

入り口にあるこちらの作品は、隈研吾さんの作品です。


13:00頃にパビリオンの中へ入ります。
最初はシアターで映像を見ます。スクリーンが開いて展示室に入る演出が素晴らしいです!


イタリアパビリオンのテーマは、「アートは人生を再生する」。国宝級のアート作品の数々が展示されています。
あまり芸術に詳しくなく、なんだかすごいものらしい!と見ていましたが、夫は美術館など好きで私より全然詳しいので、とても感動していました。
今回この記事を書くにあたり、少し調べてみたのですが、1番の見どころと言える「ファルネーゼ・アトラス」は紀元2世紀(西暦150年)の大理石彫刻。


えっ?1875年前の巨大彫刻が、こんなにきれいな状態で残っているの?
えっっ?それを万博のために空輸したの??
驚きポイントだらけです(知るのが遅すぎました笑)。








1時間ほど鑑賞しました。
その後、気になっていたハンガリーの「ミシュカ」へ行ってみますが、受付停止で並ぶことすら叶わずでした。
住友館

海外のごはんを求めてさまよっていたところ、住友館の予約なし枠の抽選が当たっていることに気が付きました!急いで住友館に向かいます!
予約なし枠の整理券抽選について
住友館は、予約入場とは別に並ぶための抽選があります。この抽選に当たらなければ並ぶことさえできない仕様。
LINE登録をして抽選に申し込みます。実施時間は下記の通り。

詳細はこちらから確認できます。
この抽選に、1日目と2日目で合計6回申し込みましたがすべて落選でした。


この日はイタリアパビリオンを見終わった段階で抽選に申し込みました。ここまでだめだったので期待していなかったのですが、まさかの当選!手が震えました!

15:20に住友館へ行き、並び始めます。60分待ちとのことです。
ベンチがあり座ることはできるのですが、日を遮るものがなくとても暑いです。日傘が大活躍です。日傘は貸出もあるみたいですよ!
また、中に入るとトイレはないので、体験前に済ませておいた方が良さそうです。
1時間くらい並び、16:25に入場します。
住友館の体験レポ
住友館の体験では、1グループごとにランタンが配られ、所要時間は約65分。

最初に映像を見てストーリーの説明を受けたあと、舞台となる「UNKNOWN FOREST(未知なる森)」へ。

森の中では、いのちの物語を集める探検が始まります。
ランタンを指定の場所に置いたりかけたりすると映像が流れたり、仕掛けが動き出したりするようになっています。それを探し当てるのがなかなか難しかったです。



不思議な部屋もありました。「木漏れ日の園」という場所みたいです。誰もいなくて神秘的な雰囲気!



探検中にスタッフの方に、クマの物語が始まりますと言われて見に行きます。

とても映像がきれい。けど、とってもリアルで弱肉強食をつきつけられます。
最後にマザーツリーにランタンをかけます。

シアターへ移動し、マザーツリーの記憶、最後の姿を見届けます。シアターは撮影禁止でした。
体験してみて感じたこと
ランタンを持って森を探検する体験はとても楽しく、非日常感を味わえました。ただ、方向感覚がつかみにくく、短い時間で全部を見るのは難しかったです。事前にガイドマップを見ておけば、もっと効率よく回れたのではないかと思いました。
👉 公式ガイドマップはこちら

「きのこの丘」見たかった〜。
海外グルメ(テイクアウト)を求めてさまよう
せっかくの万博なので、普段食べられないものが食べたい!ということで、海外グルメを探します。
つじさんの非公式マップでは、テイクアウト含む飲食提供があるパビリオンが一目でわかります。

アラブ首長国連邦パビリオン

アラブ首長国連邦パビリオン。待ち時間はなさそうだったので、入ってみることにしました。

たくさんある柱のようなものは、乾燥させたヤシの葉を束ねた「アルダアン」というもの。不思議な空間です。
パビリオン内を見学していると、レストランのようなところが見えたので行ってみましたが、入り口はパビリオンの外で行列ができていました。気になりましたが、諦めます。
コロンビア「レチョナ」

つじさんのマップを見ながら、コロンビアパビリオンへ。飲食店はパビリオンの外にあり、かなり並んでるように見えたけど…
なんと、並んでいるのはコーヒー(飲み物の列)で、食べ物はすぐ買えそう!
下調べで見ていた、世界で最も美味しい料理ランキング1位の「レチョナ(1,680円)」と「チキン・エンパナーダ(590円)」をすぐに購入できました。

豚肉とえんどう豆が入っているそうです。いろいろな食感が楽しめます。豚肉と書いてあったのに、食べているときに「ツナみたい!」といって夫に笑われました…笑。
チキン・エンパナーダも横に添えてあるソースのようなものをかけて食べました。こちらもとても美味しい!

個人的に、今回の万博の中で一番美味しかったです!!
大屋根リングの下で食べていたのですが、途中上から蜘蛛がススーっと降りてきて、とてもびっくりしました。虫が苦手なので、叫びそうになりました。外でのご飯は、注意が必要です。

ニュースにもなっていましたが、「セアカゴケグモ」には注意してくださいね!毒があるそうですよ…怖い…
アメリカパビリオン
1時間半の待ち時間
アメリカパビリオンには、18:30から並び始めます。
2時間待ちと言われましたが、実際は1時間半で入れました。
ここでも、折りたたみ椅子が大活躍です!進んだり止まったりを繰り返すので、座面高めの椅子は楽でした。
パビリオン前のスクリーンには、アメリカのさまざまな州を紹介する映像が映し出され、待ち時間も楽しめました。

「美しき米国」を体験!5つの特別展
1.つながり
中へ入ると、展示が通路の両サイドにあります。ゆっくり見たいところですが、みんなどんどん先へ進んでいくのでゆっくり見ている時間はありませんでした。

2.イノベーション
公式キャラクターの「スパーク」登場!このあとの展示にもずっと登場してくれます♪


スパークの歌「Imagine What We Can Create Together」(アメリカ共に創造できることを想像しよう)がめちゃくちゃ耳に残ります。
ユースアンバサダーと呼ばれる陽気なお兄さんが、ものすごい場を盛り上げてくれます!そして、さまざまな革新的な技術の映像を見ていきます。

3.旅
5つのスクリーンで、アメリカのさまざまな州の風景や音楽、食を楽しむ人たちなどの映像を楽しみます。スクリーンが横に広がっているので、あっちもこっちも見たくて大忙しです!

アメリカは魅力的なところが多いんだなぁーと、改めて感じて、旅行してみたくなります♪
4.宇宙
宇宙関連の展示がありましたが、こちらもスタッフの方に「まもなくロケットが打ち上がります」と言われて、サーッと流し見のみでした。



5.打ち上げ:月へ、そしてその先へ
ロケットの打ち上げ体験!スクリーンに囲まれて、打ち上げのカウントダウン。
臨場感があり、映像もきれいで見入ってしまいます。



記念に動画を撮っていたはずだったのですが、録画ボタンを押さずにずっとカメラを向けていました。悲しい。いろんな方がYouTubeにアップしているので、それらを見ながら思い出に浸ります…。
スクリーンのある部屋を出て通路を進むと、月の石があります。列に並び、1人1枚写真を撮ることができました!


私たちがパビリオンから出たのは20:30でした。
パビリオンの最後にはおみやげショップが。スパークグッズがたくさんあります。
出口から出ると、レストラン(テイクアウトもあります)やライブパフォーマンスのステージがあったりと楽しそうな雰囲気。レストランやステージは、パビリオンを見ていない人でも入れるそうです。


東ゲートから退場|ドローンショーも見れた
20:45頃、東ゲートから退場しました。
20:57からドローンショーが始まる時間だったので、東ゲートから駅までの間に見ることができました。

1日目は早く帰ったので見れず、2日目も中止だったので、最後の最後に見れてラッキーでした!


東ゲートから駅までは、25分くらいかかりました。警備の方も、「ドローンショーを見ながらでいいので、少しずつ進んでください〜」と優しいお言葉。
まとめ
万博最終日は、予約は住友館の列に並べる整理券の抽選のみでしたが、待ち時間も楽しみながら人気のパビリオンを満喫することができました。
私たちが実際に行った8月から、万博終了が近づく9月、10月では混雑具合など違うかも知れません。
それでも、私たちの体験談がこれから行く方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
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